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空気の色
しばらくブログを更新出来ずに申し訳ございません!イラスト・マンガ担当森田です。
イラスト・マンガコースは元気です!今日も2名の方にご見学頂き、感謝です。
ブログを通じて少しでもイラストの面白さをお伝えできたらと思い、今日は彩色テクニックについて少しお話したいと思います。「イラストに着色したけど、なんだかキャラクターと背景がしっくりこない・・・」そんな悩みにぶつかった方、成長のチャンスです!
デジタルならではの機能、「描画モード」(※ソフトによっては「合成モード」「ブレンド」などとも呼びます)を使ってみましょう。その前に少し話しはそれますが、どの仕事でも全く関係ないようで、でも実はよく使う知識があると思います。
たとえば、森田が調理師だったときに一番よく使ったのが「算数」です。大人数調理だったので、じゃがいもをどれだけカットして一人何切れあたるか。固めた杏仁豆腐に何回包丁を入れれば良いか。
これには本当に悩まされました・・・計算だけでなく、展開図なども必要でしたね。そして絵を描くには実は、「科学」が必要です。
げげ、と思われるかもしれませんが、着色に一番重要なのは「空気の色」なのかな、と思います。
昼間、夕方、夜の景色が違うように、見える太陽の色によって空気の色は影響を受けます。
※正しくは空気中のちりや水蒸気に太陽の光がぶつかって空気に色があるように見える。
DAIKIN様のサイトがとてもわかりやすく書いていたので引用!空気は何色? | ダイキン工業株式会社
空気に色はあるのかな?
さて、話を戻してどうして「描画モード」を使うのか?
実際に、描画モードをカリキュラムで勉強したメンバーさん制作のイラストを参照に見ていきましょう。拡大してご覧ください♪
ー描画モード使用なしー
ー描画モード使用ありー
ー描画モード使用なしー
ー描画モード使用ありー
ベタ塗りよりも、周りの景色となじみ、空気感があります。
青空に面している帽子部分にさっと青みを入れて、顔にオレンジ色をほんのりかぶせています。
「描画モード」は下の色の影響を受け、いろんな効果を発揮してくれるので背景とキャラクターをなじませるのにとても有効です。小技ひとつで、アニメーションのキャプチャ画面のようになりましたね!
ぜひお試し頂ければと思います・・・日々、セコンドのイラスト・マンガコースでは技術向上のため、このように切磋琢磨しております!
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