• ぼけ

    みなさんおはようございます 前田です。

    今年は気温が高いおかげで桜の開花も例年よりかなり早まるそうですね。

    お花見シーズンが楽しみです。

     

     

     

    今日は「ボケ」についての説明をしようと思います。

    ボケと聞いて何を思い浮かべますか? 私はお笑いのボケを思い浮かべますね。

    でも今日はお笑いの話ではなく、写真などのボケについてのお話し。

    ボケ足・ボケ味とも呼ばれたりします。

     

     

     

    ボケとは

    レンズの焦点(被写界深度)の範囲外に生みだされるボヤけた領域の美しさ、およびそれを意図的に利用する表現手法である。基本的に主たる被写体にはピントが合っていることが前提であり、ソフトフォーカスレンズの効果や、撮影の失敗により画像に焦点が合っていない「ピンボケ写真」とはまったく異なる概念である。この概念や手法は日本国外でも『Bokeh』と呼ばれている。

    Wikipediaより

     

     

     

    写真がボケているとその写真は良い写真でしょうか? それとも良くない写真でしょうか?

    カメラやデザインをやっている方以外の多くの方はピンボケをイメージし、良くない写真だと思うことでしょう。

    しかし、毒をもって毒を制するではありませんが、ボケは使い方によって与える印象を操作することができます。

     

     

     

    ボケの効果
    ・ ボケを使うことで注目させたい部分を浮き立たせる効果を持つ。
    ・ 柔らかい印象を与える。花・動物・子ども・若い女性などに多く用いられる。
    ・ 幻想的な効果が生まれる。

     

     

     

    ボケの種類4つほど簡単に説明します。

    種類といいましてもたくさんあるのですが、今回は距離によるボケの違いと与える印象ですね。

     

     

     

    まずは前ボケ

    遠近感の強調や花畑や人ごみの群生・密集感を表現。

     

     

     

     

    後ろボケ

    背景をぼかすことで被写体をより引き立たせる手法。最も使われているボケ。

     

     

     

     

    前後ボケ

    被写体を強調しつつも幻想的雰囲気を作る表現に用いられる。

     

     

     

     

    被写体ボケ

    あえて被写体をぼかすことで写真全体に古めかしい雰囲気を与える。

     

     

     

     

    などなど

    もちろんなんでもかんでもボケを使えば良いわけではなく、適切な箇所に適切なボケを使います。またボケ以外にも写真は明るさやコントラスト・色合いなども大きく影響してくるので、一概にボケだけで最高の写真が撮れるとは限りません。

    それでもカメラをやったことがない人でも、こういったボケを意識して撮るだけでいつもより多少なりとも良い写真が撮れることでしょう。

    デザインにも活かせる知識ですので、ぜひこれからボケを意識してみてください。