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気分はアネモネ
S.Kの気分はアネモネ・・・。
今までそれほど興味を持っていなかった花の意味をなぜ知りたくなったのか、誰も知らない。
アネモネは早春の風が吹き始める頃に花をを咲かせますが、この花には5つの花言葉があるのを調べました。
花言葉1:はかない恋・恋の苦しみ
「儚い」とは「頼みにできる確かのものがない」こと。誰もが確かなものを得ようとして、あらゆる努力をしても消えていくものがあまりにも多すぎる。若いころに夢中になりすぎた恋心はあまりにも脆く消えやすい。この世にあるものは必ず滅びるのに、何かにしがみつこうと人間の気持ちは儚い感情を抱き続けていくのです。
花言葉2:見放されている
それは「拘束されていない」という意味なのです。言い換えれば「自由」な状態なのです。「自由」は誰もが否定できない美しい言葉ですが、美しさには必ず「毒」があるのです。そのことを深く考えることがないのは、人間の愚かさなのです。
花言葉3:期待・辛抱・可能性
人間は何かしら期待します。小さい頃は特に大きい存在を心に寄せながら、その人を待ち続けるのです。私もそれを待ち構えていました。そのためには多くの「辛抱」を受けてきました。それは多かれ少なかれ誰にでもあることでしょう。可能性は「物事が起きる度合い」を意味しています。
花言葉4:薄れゆく希望・儚い期待・消えた希望
「薄れゆく希望」は「期待」とは真逆の感情を示した花言葉です。期待をし続けることは人間にはとても辛いことなんです。時間という残酷な概念が人間には脆い感情を抱かせ、薄れていくのです。「儚い期待」も同様で「願い続けても実現しない可能性が高い期待」を表しています。結局、幾度となく消えてしまうのです希望は。
花言葉5:純粋無垢・無邪気
希望を失うことは得てして、純粋な心になるものです。世間に対して何も期待をできなくなるからです。だから、社会に従順になることがなくなり孤高の存在なることも意味をしているのです。
私の知らない花はまだ色々ありますが、一つの花に色んな意味があり、一見矛盾しているように見えますが、私にはこれは表裏一体を意味しているのでしょう。きれいな言葉には必ず裏があるのです。それは人間も同じであり、花になぞらえるのはそれを表現するのに適したものなのでしょう。すごくポエムにしたくなるような、様々な感情を渦巻くような気持ちにさせるの力が花にはある。それはこの世界が残酷で理不尽で闇があることを人間は潜在的に知っているのです。